退職しました

2014年4月30日をもちまして、6年間勤務した会社(某大手SI企業の子会社、職歴2社目)を退職しました。6年間のうちに職場でかかわった方で。知ってる方が見ているかわかりませんが、お世話になりました。
無名な会社の無名エンジニアの退職の話なんて誰も興味ないでしょうが、ここは「日記」なので正直なところを書かせていただきます。

思い出

2008年5月1日に中途で入社したので、ちょうど6年になります。6年前、内定をもらった会社が吸収合併される同じタイミングで入社でした。5年間いた職歴1社目とはまた、違った経験をいろいろとさせていただきました。最初のプロジェクトでは、休日出勤や、深夜作業後タクシー帰宅を体験させていただいたり、親会社の中では異色な部署で開発環境を向上するツールを普及する仕事でいろいろ学ばさせていただいたり、親会社拠点での常駐をメインとする業態の会社なので、基本的に出張などはないのですが、運よくあるプロジェクトではインド人の方々と仕事をするための意識合わせとして16日間インドのプネに出張させていただいたりしせていただいたりました。とても良い思い出です。インドは機会があればまた行ってみたいです。別のプロジェクトでは、短期間ですが、インフラ系の作業もさせていただいたりしました。IOSのコマンドなんていじったのそのプロジェクトのときだけです。
最後にいたプロジェクトでは、プロジェクト内部の共通チームで、それまでとは少し趣の異なる仕事(周知・催促・督促・集計・グラフ作成)もさせていただきました。良い経験となりました。また、そのプロジェクトではいろいろ社内外の方々とお仕事をさせていただき、所属したチームの方々ともとても良い関係を築くことができました。様々なプロジェクト内部のツールの作成・改修も言語はVBAJavaでしたが、作成作業自体は割と自由にさせていただいたことはありがたかったです。チーム内でツールを作成と言ったら私という風に頼りにされるのは悪くなかったです。Excelもそんなに嫌いじゃないです。
勤務地も、初台→豊洲高田馬場豊洲→入谷(吉原)→両国→赤坂見附と変わっていきましたが、それぞれなかなか特徴があって面白かったです、各地のつけ麺おいしかったです。お昼は、高田馬場コスパ良かった気がします。最後の現場での、オフィスまで売りに来てくれるい和多の450円弁当もコスパはいいです。最初のプロジェクトの仕事で行った東陽町駅の居酒屋大漁の700円ランチは大量でおいしかったです。豊洲の中華料理永利もボリューム満点でした。また最後のプロジェクトでの知り合いに教えてもらった、丼丸というお持ち帰り海鮮丼のチェーンはとて大好きになりました。ワンコイン+税でそこそこ食べれます。両国時代は毎日何人かで買いに行っていました。オフィスが赤坂見附に引っ越ししてからも、お昼休みに丼丸がある隣駅の四ツ谷まで電車乗って買いに行ったりしていました。職場の人もたまに一緒に行ってくれました。

なぜ辞めるのか

なぜ辞めるのかといえば、転職先が決まったからです。
で、転職活動をしていた(転職サイトに登録していた)理由は複数ありますが、まず、C#.NET Framework言語を用いた開発の仕事(プログラミング)がしたかったのですが、会社にはそのような仕事がなかった(少なかった)のです。グループ内の開発の会社と標榜していたと思いましたが、プロジェクトや現場にもよると思いますが、そもそもプログラミングの仕事は、あまり多くないのかもしれません。協力会社や親会社の別の協力会社の方がよっぽどプログラミングをしていると感じました。また、開発がある場合にも言語は、親会社はJava文化なので多くがJavaでした。最後のプロジェクトは、商用開発側チームは基本C言語で、時々Javaという感じだったようですが、私は、共通チームのPJ内部ツールでしたので、VBA時々Javaでした(それでもプログラミングを時々できるだけ幸せでした)。。
また、品質管理などの共通系の仕事もそれなりにやりがいはあるし、携わっている人々が少なからずいますが、会社の人事部の評価基準になっているキャリアパスのなかには、適合する職種はありませんでした。業務SEやPM、インフラエンジニア、営業、スタッフなどはあります。結局あるもののどれか(私の場合業務SE)を目指すことにして、各キャリアパスの到達度を報告する様式の「何々ができる」みたいな設問項目に答えて会社に提出するのですが、普段やっている業務・使命とは程遠いもので、多くがNoとなってしまいます。そのキャリアに実作業も近い人が有利となります。これに関しては、私以外の方でも、実際のしなければならない業務と評価基準の乖離がモチベーションを低下させている原因になると思います。
あと、子会社の宿命なのかもしれませんが、毎年四月に、たくさんの親会社定年退職者が部長として入社されるのも(で、従業員数に対して、新卒が少ない)正直良い文化には感じませんでした。もちろん優秀な方も少なからずおられますし、仕事も連れてくることになっているのでしょうが。部によっては、課長と同数かそれ以上の部長さんがいる事態になったりしていました。「長」って一人だけじゃないのか…といつも思ったりしていました。
ほかにも理由はたくさんありますが、ご想像にお任せします。不満や不安はあるものです。解消できるとは限りませんが、解消のため努力はできます。他人の不満を解消するのがビジネスで解決法がまさにSI業界でよく言われるソリューションとも言えますので、自分が不満に思うことは実はビジネスの種かもしれません。これも経験と思って、今後の業務に活かしていきたいと思います。
最後の現場のチームの方々、現場の親会社の管理者の方とは特に親しくさせていただいたので、そこを離れてしまうのは少々名残惜しいですが、新しい出会いや関係も楽しみで期待も大きいので、このような決断となりました。

今後

今後も、以前の某同僚がやってる内部勉強会には可能ならば参加するつもりです。たとえ会場が辞めた会社の本社だったり辞めた会社の偉い人が参加しても。。そのほか、親しかった同僚に誘われれば、飲み会でもなんでも参加します!
2014年5月1日より、あるソフトウェア開発会社に入社します。