何もかもがうまくいく状況を目指したい。

何もかもがうまくいく状況を目指したい。
…たぶんたどり着けない。
そこで、まずは今うまくいっていない何かの要素が1つでもうまくいっている隣の世界に移動したい。
そこへの間には壁が存在する。
壁を越えるのは容易ではない。困難が付きまとう。越えるには相当なエネルギーが必要となる。
その壁によって隔てられている隣の世界と自分のいる世界をつなぐ関係式を発見した者のみその壁を通ることができる。これは扉と鍵で表現されてもよい。川と橋でもよい。
壁の向こうは、楽園とは限らない。何かの要素がこの世界よりもよくても、他の要素はそれ以上によくないかもしれない。
しかしそれを恐れていたら、この世界から永久に脱出することはできない。壁を乗り越えるという問題解決の鍛錬を積んでいけば、やがて多くの壁を乗り越えることができるようになる。そして、まったくの新しい壁が立ちはだかっていたとしても、経験をもとにうまく乗り越えることができるかもしれない。
いろいろな局面において、壁を乗り越えることはとても大切だと思う。地道ないくつもの壁を越えるという積み重ねを経てより高いステージへたどり着けるんだと思う。